現在公開されているプライマー(昆虫型)の情報
■侵略性外来生物α
- プライマーと命名された異星人によってもたらされた地球外生命体。
- サンダーッ!!
- 外観は超巨大な黒アリ。
- 非常に獰猛で在来生物に対して見境なく襲いかかることから正式名称を「侵略性外来生物α」(短縮呼称「侵略生物α」)とする。
- 全長約11mと陸上最大生物であるアフリカ象を軽く超える巨体でありながら、とてつもなく素早い。
- ビルなどの垂直な壁面をものともせず、平地を走る時と変わらぬ速度で移動が可能。
- 大きな牙を攻撃時に使用すると説明されているが、現時点では牙を用いた攻撃の使用は確認できていない。
- 強酸を腹部から放出する能力を持っており、その飛距離は100mにまで達する。
- 酸の球はオレンジがかった黄色から一部で”みかん”と呼ばれているとかなんとか。
- ”金属をも数秒で融解させる”という報告から、単純な酸としての力だけでなくかなりの高温に達していることが予想される。
- ただし、血液が強酸性の某宇宙生物とは異なり、腹部から放出された酸以外の体液による健康被害は確認されていない。
- (銃弾の命中時に返り血を浴びた隊員の体調に、変化は見られないとのこと。)
■侵略性外来生物α 赤色種
- 侵略生物αの近似種と思われる、超巨大な赤い色のアリ型生物。
- 体長が大きく、硬い甲殻に守られているため接近での戦闘には苦労させられるだろう。
- ただし、侵略生物αとは違って酸を飛ばす能力を持っていないため、遠距離から叩き続ければ意外とあっさり処理することができるかもしれない。
■侵略性外来生物β
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「侵略性外来生物β」(短縮呼称「侵略生物β」)と命名された超巨大なハエトリグモ型生物(ミスジハエトリ?)。
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体長は大凡10m。
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侵略生物αと比べて移動速度はとても遅いが、強酸性の糸を放出する能力を持っているらしく、駆除に当たった部隊の被害は甚大だった。
■侵略性外来生物γ
- 本作より新たに登場するダンゴムシのような形状の超巨大生物。
- エイリアンが侵略のために投下した生物の3弾目。
- 通常の動きは非常にゆっくりとしており、一見無害に思える侵略生物γ。
- 有事の際には身を丸めて硬い外殻で己を守り、丸まった状態から転がって相手を轢殺する恐ろしい生物。
- 弱点はお腹だろうか。
■飛行型侵略生物
- 異星文明によってもたらされた地球外生命体。
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見た目だけならスズメバチの超巨大バージョンだが、攻撃時は鋭い針を射出して辺り一帯をあっという間に針山へと変えてしまう。
- 飛行能力を持つ初めての侵略生物で、α・β型侵略生物をよりも高い脅威になると予想される。
- 南アメリカで確認されたのを皮切りに、次々と世界各地で発見が報告される。
- 飛行能力が凄まじいがゆえに広まる速度が早かったのだろう。
- 放っておくと広範囲で活動を行うため、速やかに討伐する必要がある。
- 高い攻撃性と能力を有し、撃ち出された針はAFVの装甲ですら貫通する。
- 攻撃ヘリですら彼らと戦うには十分ではないため、空での戦いには細心の注意を払はなければならない。
■有翼型侵略生物
- 空を縦横無尽に飛び回る、羽の生えた超巨大なカエル型の生命体。
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この異星生物は”昆虫型”ではなく、”両生類”に近い姿をしているため、今まで発見された侵略生物とは異なる存在だと考えられる。
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また、昆虫型のように単純に攻撃するだけでなく、自ら何かを思考した上で行動する姿が確認されたため、単純な怪物ではなく知的生命体の可能性がある。
- 成体となったものがエイリアン(コロニスト)、幼生のものが有翼型侵略生物と仮説を立てる者もいる。
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もし、コロニストが成長の段階でこれほど落差のある変態を行うとするなら、同じ知的生命体としてその変化は驚愕に値する。
■マザーモンスター
- 地下深くの洞穴にて存在が確認された”侵略生物α”の超巨大な個体。
- 全長は50mを超えており、背中に羽が見られることから女王アリだと推測できる。
- 通常の侵略生物αと比べると、圧倒的なサイズと圧倒的な戦闘能力を有している。
- 特に問題となるのはマザーモンスターの攻撃性能だけではなく、彼女が産卵する侵略生物αの卵である。
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地下にて確認された無数の卵が全て孵化してしまえば、彼らが大挙して地上へと押し寄せることになるだろう。
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地下洞窟にて侵略生物αの群棲が発生している場合、ごく近いエリアにマザーモンスターが陣取っている可能性が高い。
- 見つけ次第、殲滅する必要がある。
■キング
- 侵略生物βの中で際立って大きな個体をキングと呼称。
- 全長は約50mで、侵略生物βの約5倍のサイズを誇る。
- 単純にサイズが大きいだけではなく、運動性能も侵略生物βに引けを取らない。
- 強酸性の糸を投射するのは侵略生物βと同じだが、その射程は圧倒的に広い。
■クイーン
- 飛行型侵略生物の巨大な個体で体長は大凡80m。
- 詳しくは分からないが、嬢王蜂のような存在で、繁殖はこの個体によって行われていると考えられる。
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”体から針状の物質を射出”と書かれているため、もしかしたら腹部以外の箇所から発射するのかもしれない。
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クイーンの脅威は巨大な体での飛行を維持するタフネスと、通常の飛行侵略型生物とは比べ物にならない針での攻撃だけではない。
- 彼女の指令の下、飛行型侵略生物は巣を形成し、巣の中で繁殖を行うことが確認された。
- クイーンがいる以上、無尽蔵に飛行型侵略生物は生み出されることになる。
- 広域への被害を引き起こしやすい飛行型侵略生物の駆除は、何を置いても一番に行う必要がある。
■ハイブ
- 土と巨岩で作られた巨大な塔。
- クイーンの命令の下に、飛行型侵略生物が作り上げた。
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飛行型侵略生物の体液が繋ぎとして使われているため、その強度は我々が一般的に使用している高強度コンクリートの比ではない。
- ミッションによっては巨大な巣の周りに複数のクイーンが確認できる。
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飛行型侵略生物の群れに複数のクイーンが存在するのは特別なことではないが、「1つの巨大な巣に複数のクイーンが集まる」のレアケースらしく初めて確認された。
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爆撃するのが一番効果的ではあるだろうが、対空に優れた飛行型侵略生物が周囲を固める現状、地上からの爆破作戦が最も現実的な手段として検討されている。
■アラネア
- Araneaはクモの巣を張って、そこにかかった獲物を捕食するタイプのクモ型侵略生物。
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ハエトリグモに似た侵略生物βが糸を投射するだけだったのに対し、広域に巣を張り巡らせるアラネアを相手にする場合は制空権を譲ることになるかもしれない。
- 群棲が確認された記録はなく、単独での目撃が多い。
- 強酸性の糸は侵略生物βが吐き出すものよりも高い強度を持っている。
- 編み目に巣を張り巡らせるだけではなく、糸を投射して獲物を捕食する。
- 彼らの巣に触れると強い粘着力のため、身動きが取れなくなる。
- 巣には近づかず、スナイパーライフルなどで遠距離狙撃を試みたほうがいいかもしれない。