ストーリーと世界について
ストーリー
- 大臣による謀反で愛する父と母親代わりの侍女、自分の国を失った少年エバン。
- 二ノ国全体を飲み込まんとしていた邪悪な陰謀を打ち砕き、自らの国を建国した王様の物語。
■二ノ国
- 私たちが暮らしている一ノ国とは違うもう一つの世界。
- そこでは獣人や半獣人が人と共に暮らし、魔法も当たり前のように存在している。
二ノ国の世界
■ゴロネール王国
- 前作にも登場した王国。
- 賢王ラウゼオが統治していた頃はニャウ族、マーウ族が仲良く暮らす国だった。
- しかし、マーウ族のチューダインによる謀反により政権は転覆。
- ニャウ族は弾圧され、住む場所さえ追われてしまう。
- 城下町でニャウ族の姿を見かけることはなくなり、他国からの訪問も特別な許可がなければ許されることはなくなった。
■風蛇の谷
- 突風吹き荒れる厳しい大地。
- ゴロネール王国と他国の間に位置する。
- 「天空の毒蛇」と呼ばれ恐れられる天下の大空賊ガットーの縄張り。
- 谷を抜けた先に玉神塚が一つある。
■ゴールドパウンド
- バウワン族が多く暮らす、サイコロの出目が判断の絶対基準となる国。
- 賭け事が国家プロジェクトであり、カジノでビジターを獲得。
- 占星術長ロクメ・ギの手腕により、国を一躍大国へと押し上げた。
- 裁判、国家事業も全てサイコロで決定し、特別重要な案件は「サイコロ様」と呼ばれる巨大な銅像を用いてサイコロを転がす。
- 賭け事でサイコロを振ることは占星術師以外には許されていない。
- 舞台は台湾をモチーフに作られている。
■シーラザラカン
- 街全体が海に面した美しい国。
- 統治する王は閉月羞花な女王「ホメディアス」。
- かなり厳格な法が定められているらしく、街の中心にある巨大な「女王の目」で国民の生活は見張られている。
- 海に面している割に湿気は少なく、過ごしやすいらしい。
- あまりに厳しい法律に不満の声がないわけでもないが、その都度女王の側近であるセシリウスが場を丸く治めている。
■港町 ヨッソーロ
- 船大工集団が住む街。
- 街には優れた腕を持つ大工がいるらしいが、街はガランと誰もおらず、何かがあったことは明白だ。
■グランリーフ
- 巨大企業国家であり、その本社は人工の樹木を思わせる。
- 名前を「インテリジェンスビッグツリー」といい、ここに国の機能が全て集まっている。
- 元は森の小さな国だったが、現大統領のムサカにより科学が発展した国へと変貌を遂げる。
- この地には高エネルギー物質「魔鉱」が多く眠っており、これをエネルギーとして扱えるよう設備を整えたのがムサカだった。
- しかし、魔鉱資源が枯渇し始めた今、これに代わるエネルギーを生み出すことがこの国の課題となっている。