ストーリーと設定解説
プロローグ
- ―― 宇宙の深淵(しんえん)は、人間たちの平穏を許さないのか ――
- 地球を飛び出して数世紀経った世界。
- 幾多の苦難を乗り越えた人類は、「銀河連邦」の設立、そしてと拡大により、統一された秩序と平和を手に入れようとしてきた。
- しかし、ここにまた、新たな争いの火種がくすぶり始めていたのだった。
- 地球から6000光年以上離れた未開惑星「フェイクリード」
- 過去多くの事例がそうであるように、歴史のうねりは辺境の一惑星から始まろうとしていた。
世界情勢
- フィデル、ミキ、ヴィクトルが住むレスリア王国とフィオーレが住むランドック王国は友好関係にある。
- レスリア王国とランドック王国は土地を巡って戦争をしている。
暗黒の7年間
- 7年前に突如として動物が凶暴化し、呪印を持つ"呪印生物"まで現れるようになった。
- 調査団を派遣するも原因は掴めず、治安の悪化に伴い人間が引き起こす犯罪も増加の一途を辿った。
呪印術
- 体に刻まれる一種の文様「呪印」を持つものだけが使える特殊な魔術。
- 複雑な呪印ほど高度な魔術になるが、暴走を抑えるには高い精神力が必要になる。
戦艦について
チャールズ・D・ゴールF
- 銀河連邦が所有する宇宙戦艦「チャールズ・D(ディー)・ゴールF」
- 内部にはショップや医務室が設けられており、艦内の小型シャトルで目的地に降り立つことができる。
- 長期にわたる調査のために多くの乗員が可能な大型の探査戦闘艦で、強力な武装、シールド、エンジンを積んでいる。
惑星について
フェイクリード
- 地球から6000光年ほど離れた銀河連邦未探査領域にある惑星。
- ヴェースティル大陸が惑星上もっとも広大な大陸で、惑星人口の半数がそこに集中している。
- 文明・技術こそ大航海時代のあった近世前半のレベルだが、呪印術という魔法を用いて地球とは違う形で発展を遂げている。
●レスリア
レスリア王国
- 王族バーリフ一族による統治の下、ヴェースティル大陸一の強国として300年以上の安寧を保ってきた。
- しかし、「暗黒の7年間」で国は疲弊し、恐怖、貧困が民を覆っている。
- 隣国であるランドック王国とは呪印に必要な資源提供、軍事同盟など友好的な簡易を築いている。
レスタリア王国周辺地域
スタール村
- レスリア王国の南端に位置する村。
生活の土台は漁業によって支えられている。
「暗黒の7年間」は村にも影響を及ぼしているが、フィデルは剣術で、ミキは呪印術で村の人を助けている。
周辺地域
- 自然に覆われた平和な大地は暗黒の7年間の影響を受け、凶暴化した魔物や呪印生物が徘徊する危険地帯と化している。
未知の場所・テクノロジー
- 異次元空間や高度な科学技術を持った未知の世界。
ミードック
- レスリア王国東方に位置し、ランドック王国との国境付近にある交易で栄える街。
- 自然豊かで風光明媚。
●ランドック
ランドック王国
- ヴェスティール大陸の東に位置する。
- 豊かな自然に囲まれた大国。
- 呪印術で栄えており、統治は代々女王によって行われる。
- 現女王のマルべネーク聖女王は優れた呪印術士であり、「聖厳」という王族のみに許される呪印を受け継いでいる。
- こと呪印術に関してはヴェスティール大陸でもトップの技術を持っており、レスリア王国とは技術提供などで友好関係にある。
ランドック王国周辺
- 城下町や研究所などで賑わう。
- 呪印により独自の発展を遂げた。
サンテロール
- ランドック王国首都。
- 呪印術に関するもので構成される、呪印一色の都。
- 街中ではバーニィが自由気ままに往来している。
ランドック王立呪印研究所
- 呪印術のエリートのみが入所を許可される、ミキのような呪印術士にとってあこがれの場所。
- ヴェスティール大陸の内外からこの研究所を目指すものが後を絶たない。
旧ランドック呪印研究所
- サンテロールから北に位置するはるか昔に放棄された施設。
- 150年前に発見された時にはすでに機能を停止していた。
- 初代女王はここに残された呪印に関する書物を元にランドック王国を発展させた。
●トレクール
トレクール王国
- 国土の多くが荒れ地や砂漠に覆われており、レスリア王国の擁する肥沃な大地を巡って度々戦争が起こっている。
- 今回起こっている戦争も同じ理由に寄るもの。
イースト・トレクール
- トレクール王国の東端に位置しており、その先には西ダカーフ連邦を挟んでレスリア王国の街がある。
各種ダンジョン
ノースソーマ
- レスリア王国北端にあるヴィクトルの故郷。
- 雪深く、1年の内で雪がなくなるのはほんの2-3ヶ月しかない過酷な土地。
西ダカーフ坑道
- レスリア王国とトレクール王国を繋ぐ廃坑。
- もはやこの坑道の入り組んだ道を正確に把握しているものはいない。
トレクール処刑塔
- イースト・トレクールの北西に位置する処刑場跡地。
- トレクール軍の処刑場だったが、今では宿営地になっている。
謎の研究施設
- 広大な敷地面積を持つ研究施設。
- フィデルがいる時代と比べて何百年も進んだ技術が確認できる。
- 液体が満ちたガラス状のチューブには作られたと思しき異形の存在。
- ここで何を研究しているのか?
遺却のカテドラル
- フィールド上に突然出現する黒紫の塊に触れることで行くことができる、大聖堂型のダンジョン。
- 奥に進む前に黒紫の塊に再び触れることで、元いた場所に戻ることができる。
- 数回のバトルを繰り返した先にいるボスを倒すことで、宝箱からレアなアイテムを1度だけ入手できる。
- 物語後半に訪れるダンジョンから遺却のカテドラルへ入れば、難易度が上がる代わりに入手できるアイテムがよりレアなものになる。