システム
シリーズの集大成を謳っており、『外伝』・『聖魔の光石』の
「フリーマップ」、『聖戦の系譜』・『蒼炎の軌跡』
他で採り入れられた「スキル」、『新・紋章の謎』の「マイユニット」など、
シリーズの過去作品で好評だった要素を積極的に盛り込んでいる。
一方で、2人のユニットが同時に戦闘に参加できる「デュアル」や、
ファイアーエムブレムとしては初となる戦闘中のキャラクターボイス
およびカットインの挿入、追加ダウンロードコンテンツ配信などの
新たな試みもなされている
- 難易度選択とモード選択
- 今作の難易度は「ノーマル」「ハード」「ルナティック」の三段階から選択可能。そして、難易度とは別に、『新・紋章の謎』に引き続き、キャラクターのHPが0になった場合に死亡扱いとなり二度と戦えなくなる「クラシックモード」と、撤退に留まり次のマップ以降も使用できる「カジュアルモード」のどちらかを選択することになる。
- みんなの部屋
- 進撃準備時に「みんなの部屋」を訪問するとキャラクターと仲良くなったり、アイテムを入手出来ることもある。
- 結婚システム
- 異性の仲間同士の絆が強まってくると、2人が結婚することがある。また、場合によってはその2人の子供が仲間として加わることも。なお、結婚イベント専用のイラストや告白ボイスは全員に存在する。
- デュアル
- 本作の新システムの1つで、戦闘時に隣接している味方ユニットが加勢してくれるというもの。能力が上昇する「支援効果」を受けることができるほか、味方が追加攻撃を行うデュアルアタック、あるいは味方が敵の攻撃を防御してくれるデュアルガードが発生することもある。
- 味方同士の絆が強いほど、支援効果の能力上昇の値やデュアルアタック/ガードの発生確率は高まる。
- ダブル
- 本作の新システムの1つで、味方ユニット2体を同時に1つのマスへ入れるというもの。従来の「救出」に似たシステム。
- 前衛・後衛の概念が存在しており、ダブル中の戦闘は前衛が行い、後衛はデュアルによって前衛をサポートする形となる。なお、前衛と後衛は入れ替えることも可能。
- また、ダブルには前衛のユニットの能力が上昇するという特性がある。具体的には、魔法系ユニットが後衛になると魔力が一時的に上昇するなど、後衛のユニットの特徴に応じて能力が強化される。
- スキル
- 本作ではスキルはレベルアップ、あるいはクラスチェンジによって習得し、クラスごとに異なるスキルを覚える。習得したスキルは最大5つまで組みこむことが可能。なお、一度覚えたスキルはクラスを変えても有効。
- クラスチェンジ
- 本作のクラスチェンジは従来と同じように、下級職レベル10以上で「マスタープルフ」を使うことで、同系統の上級職へクラスチェンジすることができる。
- しかしそれとは別に、「チェンジプルフ」というアイテムを使うことで、いくつかの異なる上級職になることもできる。さらには、下級職から別の下級職へ、上級職から別の上級職へ、上級職から下級職へクラスチェンジすることまでも可能。チェンジプルフでなれる他系統の兵種は、ユニットによって異なる。なお、チェンジプルフでクラスを変えるとレベルは1になるため、チェンジプルフがある限り好きなだけユニットを成長させることができる。
- 通信要素
- ローカルプレイでは他のプレイヤーとタッグを組んで勝ち抜き戦に挑むことができ、すれちがい通信ではすれちがった相手との対戦などが行なえる。いつの間に通信ではシリーズ過去作に登場したキャラクターや貴重なアイテムが配信され、有料コンテンツを購入したりすることもできる。