昨年の第一期から、クオリティの高さに定評のあった「ちはやふる」ですが、今年度最初のクールがスタートして約一ヶ月、早くも「今年一番のアニメ」と評価する人もネット上では出てきています、
百人一首、カルタといったその地味なイメージを180度払拭する勢いで展開されるストーリーと感情描写は秀逸の一言。死ぬまでに一度は見ておくべき作品のひとつとしても当サイトで紹介しています。
現在3話まで放送されましたが、序盤からエモ過ぎて、視聴中に溜め息が出るほど面白いです。特に試合や、進入部員との関係を好転させるシーンなど、他のアニメと比較することすら憚られるほど熱い。良く出来た恋愛物やバトル物でも、ここまで1つ1つの人間関係を繊細かつエモーショナルに描写した作品はなかなか無いでしょう。
ガンダムで、「所詮ガンダムは調味料に過ぎない」という有名な話がありますが、まさにその通り。作品が描くのは”人”であって、その他の事象や設定・要素は全て調味料である。ちはやふるでは、カルタという調味料を用いて作品を上手く味付けしている。そして一番肝心な”人”をしっかりと描写しているのだ。
この全くブレず、隙のない「ちはやふる2」に対抗し得る作品は今年出てくるのだろうか。
ちはやふる第一期 レビュー
http://gamesp.net/animation/tihayafuru.html